NICO NICO smALLSTARS!! 2 解説記事【小さな視点ver.】
はじめに
○本記事は、NICO NICO smALLSTARS!! 2(以下「ニコスモ2」)のメドレーに詰め込んだ小ネタを、箇条書きにして解説するものです。
○全体を通してのネタや、表現したかったことはもう1つの記事(ar1753905)でどうぞ!
1.you
1曲目は多くの人が知っている曲で、かつメドレーを印象付けるために普通じゃないアプローチをすることを目標にしました。
⇒結果ニコニコ内で知名度が高いyouに、コードを変えてロック方向でアレンジしました。
また、本メドレーに込めたかった意図にも合致していたので採用する運びに。
ちなみにここの動画はユーザー情報非公開さんに作っていただいているのですが、
使われている動画や画像は全て無印のNICO NICO smALLSTARS!!(以下「ニコスモ」)で使用されたものです。
もし本作から興味を持ってくださった方は、是非ちょっとだけ覗いてみてください。
2.心臓デモクラシー
1曲目とは打って変わって、この曲は知らない方も多かったかもしれません。
VOCALOID界隈では有名な曲ですが100万再生は達成しておらず、他ジャンルへの派生動画も少ないため、知らない人が多い、という認識です。
⇒2曲目で少々マイナー、知る人ぞ知る曲を入れることで、
本作が「有名な曲と有名じゃない曲がごちゃ混ぜになったメドレーだ」という印象を持ってもらう意図があります。
・14.花ハ踊レヤいろはにほ × 15.Step By Step! → 16.俺ら東京さ行ぐだ
話は飛びまして、アニメ『ハナヤマタ』OPと『ミス・モノクローム -The Animation- 2』のEDです。
⇒踊るOPED、また背景が夜空に虹色、という繋がりがあります。
また、15.と16.が重なっている部分の15.は、
「ゴールはない 迷いもない 無敵のコール受け止めたら」
という歌詞になっています。
この歌詞が流れるときに、
「夢も希望もない」「車もそれほど走ってない」等、 "○○は無い" 、というコメントが流れるネタがありました。
それを受けて、「テレビも無ェ、ラジオも無ェ」と歌いながら踊っている幾三さんを採用するに至りました。
17.真赤な誓い → 18.ダンスロボットダンス
⇒最近で赤と言えばダンロボかな、という安易な発想です。
作ってから気づきましたが、演出がR.M.さんのotoMAD-synthesis.midの霊知の太陽信仰→ダンスロボットダンスっぽくなっています。
otoMAD~もめちゃくちゃ素晴らしいメドレーなので、知らない人は是非。
18.ダンスロボットダンス → 21.ブリキノダンス
⇒カタカナの○○ダンスというVOCALOID曲繋がり、ニコスモの制作後辺りに「次回作で絶対やろう」と思っていたら、キットカットおいしいさんの新(く)みきょくにかなり先を越されました。
めちゃめちゃ迷った挙句、自分のやりたい気持ちを優先して採用した繋ぎです。
24.SUSHI食べたい feat.ソイソース
⇒寿司関連の動画がたくさん並んでいます。
動画チェックをしてくださったにしたけさんのアイデアです。
このアイデアを頂いたのが、投稿前日の夜(!)だったのですが、「寿司 "ネタ"」としてとても好きなアイデアだったので急ピッチで動画を修正しました。
31.RED ZONE ~
⇒RED ZONE、ナイツ、オーエン、紅、4曲とも"赤"に関連する曲です。
またこれは動画制作中に気付いたことですが、「4曲とも演奏してみたジャンルで有名な派生動画がある…」と思い収集したところ、ピアノ、ギター、ベース、ドラム(?)と、上手くバンドが組める編成になりました。
35.カチューシャ ~
⇒まだコメントが赤いですね。これはロ○アとか北○鮮とかそういう……おっと誰か来たようだ。
(参考:赤いニコニコ動画)
40.Witch Doctor ~ 46.ふしぎなくすり
⇒動画の通り、何かがキマっているかのような曲を並べています。
41.疾走あんさんぶるで原曲の幽霊楽団を使わなかったのは、ツナマヨさんの動画の「タミフルリバー三姉妹」がこのテーマに合致していたからですね。
その他、先日開催された音MAD NEW-COMER'S MATCHの盛り上がりを受け、急きょ脱法ロックの動画の後半を、優勝作品の脱法MADに差し替えたりしています。
44.POPPY PAPPY DAY → 47.あんきら!?狂騒曲
中の人繋がりです。
⇒44.はアニメ『ポプテピピック』のEDですが、このアニメでは毎回EDを歌う声優を交代させるという頭のおかしいことをやっていたわけですが、
その中で、第8話のEDを五十嵐裕美さんと松嵜麗さんが担当しました。
お2人はアイドルマスター界隈で双葉杏と諸星きらりという、「あんきら」という名前でカップリングされることの多い役柄を演じております。(47.の曲名もそれです)
48.フレ降レミライ × 49.ハレ晴レユカイ
⇒言わずと知れた、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』EDと『長門有希ちゃんの消失』OPの新旧ハルヒアニメの重ね。
ハルヒ1期が13年前は流石に信じられないんだよなぁ
51.つきかげはしる ~ 53.月まで届け、不死の煙
⇒タイトルネタ、月繋ぎ。
54.オーディエンスを沸かす程度の能力, 55.同Ⅱ
⇒ここの投稿者コメントは、本家動画のリスペクトです。
オーディエンスシリーズ、2008年のⅠから8年越しに続編を制作するとかいうめっちゃアツいことをやってます。
またこの辺では、56.ココロオドルや58.ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-等、ラップがメインとなる曲をまとめました。
特にヒプノシスマイクはオタク界隈あまり根付かなかったラップという文化を一瞬にして広めたものすごいコンテンツだと思うので、絶対に入れたかった曲です。
59.春よ、来い
ちょっと検索してもらえればわかりますが、春よ、来いには様々な派生動画があります。
⇒にもかかわらずほとんど動画を使わなかったのは、ただただ野獣→ビリー兄貴への歪みねぇ一転攻勢ネタをやりたかったからです。
使わせていただいた「国際的男尻祭2017」には僕自身もメドレー打ち込み担当として参加させていただいております。
64.my song
採用理由はもう1つの記事に書いてあるので、この曲の配置について。
⇒アイドルマスター10周年記念ライブのセットリストにおいて、バラードな曲が続いたステージの〆の曲として歌われたのが、このmy songだと聞いています。
その組み込み方をリスペクトして、バラードゾーンの〆曲として使っています。
66.フリージア → 67.動く、動く
⇒止まるんじゃねぇぞ…
69.柴又
動画では一瞬「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」のサムネイルが見えたと思います。
⇒拍子は違えど魔理沙~と音程が同じで、かつバラード明けということでギリギリ魔理沙詐欺判定をしました。ガバガバかよ
79.Trinity Field, 80.みっつ数えて大集合!, 82.クローバー☘かくめーしょん
⇒"Tri"nity、"みっつ"、"クローバー"&"三" 者 "三" 葉、ということで、「3」をテーマにした曲を軸にした場面です。
Q,ニコスモ3は出るの?
A,知らん我那覇(画像略
86.コブラ → 87.Snow halation
「コブラはアイマスである」とかいう初見ではまったく意味が分からない認識があります。
⇒なので、「コブラじゃねーか!」というコブラ動画でおなじみのコメントの派生として、「アイマスじゃねーか!」というものが存在しています。
⇒そこでラブライブ!の曲を持ってくることで、「アイマスじゃねーじゃねーか!」ってネタです。
ラブライブの動画に無差別に「は?」ってコメントを打つ輩は嫌いです(断言)
88.グリーンライツ・セレナーデ × 89.YATTA!!
⇒GREEN繋がりですね
92.Hopes and Dreams ~
93.Melodies Of Lifeや97.銀河にねがいを:スタッフロールなど、名作ゲームのエンディングを集めた地帯です。
⇒メドレー全体も終盤に差し掛かり、もうすぐ終わることを示唆しています。
95.Reach Out To The Truthは戦闘曲なのでEDではないのですが、七色のニコニコ動画でEDとして使われていたのでEDということで。(ガバその2)
カオスゾーン -1- -2- -3-
⇒2016年より前の曲で構成されています。
その後、2016年から順に1年ずつ未来へ進んでいく、という具合です。
99.時を刻む唄 → 1.you, 92.Hopes and Dreamsについて
⇒昨年制作された、いをさんによるニコニコメドレー「ニコニコ動画千載一遇」から多大なる影響を受けています。
千載一遇内では時を刻む唄とyouは重ねられているので、いをさんが採用した意図とはまた外れてしまいますが、
少なくともニコスモ2に採用する大きな理由であること、並びに本作のコンセプトにピッタリと合致したことから、リスペクトという形を取らせていただきました。
またいをさんのご厚意により、千載一遇のロゴの生データを頂き、動画内で使用しています。
この場を借りて御礼申し上げます、ありがとうございました!
100.INDETERMINATE UNIVERSE
⇒昨今話題になっているアニメ『ケムリクサ』のEDです。本作のコンセプトの1つを簡単にまとめると "98.すきなことだけでいいです" となります。
ケムリクサを見ていただいた方にはこれだけで意図が伝わるかと思います。
まだ見てない人はお暇なときにでも是非。
勿論採用理由はこれだけではなく、ニコニコ動画内で「ケムリクサED万能説」というタグがちょっぴり流行っていたりします。
簡単に言うと、「最後にケムリクサのEDをつけると、どんな動画でも "続きが気になる!" ような動画になる」というものです。Get Wildの「止めて、引く」とほぼ同じムーヴですね。
コンセプトが合致していて、しかもEDとして知名度がある…という理由から、本作のEDとして採用した、という経緯でした。
以上、ニコスモ2の小ネタ解説で御座いました!!
ここまで読み進めてくださって本当にありがとうございました!!
ただ、実はあともう少しだけ、記事では解説していないネタがいくつかあります。
是非、動画内で見つけてみてください。
この動画を通して、
皆様に少しでも「ニコニコメドレーシリーズ」や「ニコニコ動画」そのものを好きになっていただけたらとても嬉しいです。
それでは!